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- シンプルオクトパスとグリーンオクトパスのどちらを選べばいいか
- シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの比較ポイント
- オクトパスエナジーの契約方法
【結論】シンプルオクトパスとグリーンオクトパスはどちらを選べばいい?
オクトパスエナジーの主要プランである「シンプルオクトパス」と「グリーンオクトパス」。
選ぶべきプランは「毎月の電気使用量」と「料金変動リスクをどう考えるか」によって明確に分かれます。
シンプルオクトパスは料金変動リスクを避けたい方向け
シンプルオクトパスは、燃料価格の高騰による「燃料費調整額の急増リスク」を無くしたい方に最適です。
月々の電気代の変動は、電気の使用量のみ影響します。
基本料金と燃料費調整額が0円で固定されているため、世界的なエネルギー価格の高騰があっても影響を受けません。
特にエアコンなどで電気を大量に消費するファミリー層やペットを飼っているご家庭におすすめです。
一方で燃料費調整額が安い時期であれば、大手電力会社よりも電気代が高くなってしまう懸念があります。
グリーンオクトパスは料金節約を両立したい方向け
グリーンオクトパスは、日常的な電気使用量を抑えて賢く節約したい方向けの標準プランです。
基本料金や燃料費調整額はかかりますが、電力量料金(1kWhあたりの単価)が低めに設定されています。
特に1〜2人暮らしなどで電気の使用量自体が少ないご家庭なら、段階制料金のメリットを生かして大幅に電気代を節約できます。
また、大手電力会社と同じ料金体系なので、大手電力会社より高くなるリスクはほとんどありません。
※グリーンオクトパスは燃料費調整額の上限が無いため、燃料費調整額が大手電力会社が設定している上限を超えた場合は割高となるリスクがあります。
ひとめでわかるシンプルオクトパスとグリーンオクトパスの比較まとめ
両プランの主要スペックと違いの一覧です。
・基本料金:シンプルオクトパスは0円(完全無料)/グリーンオクトパスはあり(大手電力と同等設定)
・燃料費調整額:シンプルオクトパスは0円(変動リスクなし)/グリーンオクトパスはあり(毎月変動)
・電力量料金単価:シンプルオクトパスは一律固定単価/グリーンオクトパスは3段階制(使った分だけ上昇)
・契約期間:シンプルオクトパスは最長1年間(以降はグリーンオクトパスに自動移行※)/グリーンオクトパスは縛りなし(自動更新)
※手続きを行うことでシンプルオクトパスを再契約することも可能です。
・おすすめの人:シンプルオクトパスは電気を使う量が多い家庭・ファミリー/グリーンオクトパスは一人暮らし・少人数世帯・長期利用派
シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの料金表を比較
■ 中部電力エリア 料金比較表
・基本料金
シンプルオクトパス:0円
グリーンオクトパス:28.80円 / 10A・日
・電力量料金(〜120kWh)
シンプルオクトパス:30.10円 / kWh
グリーンオクトパス:21.00円 / kWh
・電力量料金(121〜300kWh)
シンプルオクトパス:30.10円 / kWh
グリーンオクトパス:25.80円 / kWh
・電力量料金(301kWh〜)
シンプルオクトパス:30.10円 / kWh
グリーンオクトパス:28.40円 / kWh
・燃料費調整額
シンプルオクトパス:0円
グリーンオクトパス:毎月変動あり
■ 東京電力エリア 料金比較表
・基本料金
シンプルオクトパス:0円
グリーンオクトパス:29.10円 / 30A・日(約873円/月)
・電力量料金(〜120kWh)
シンプルオクトパス:30.93円 / kWh
グリーンオクトパス:19.27円 / kWh
・電力量料金(121〜300kWh)
シンプルオクトパス:30.93円 / kWh
グリーンオクトパス:24.47円 / kWh
・電力量料金(301kWh〜)
シンプルオクトパス:30.93円 / kWh
グリーンオクトパス:27.86円 / kWh
・燃料費調整額
シンプルオクトパス:0円
グリーンオクトパス:毎月変動あり
■ 関西電力エリア 料金比較表
・最低料金(基本料金)
シンプルオクトパス:0円
グリーンオクトパス:15.00円 / 最初の15kWh・日
・電力量料金(〜120kWh)
シンプルオクトパス:28.50円 / kWh
グリーンオクトパス:20.30円 / kWh
・電力量料金(121〜300kWh)
シンプルオクトパス:28.50円 / kWh
グリーンオクトパス:25.60円 / kWh
・電力量料金(301kWh〜)
シンプルオクトパス:28.50円 / kWh
グリーンオクトパス:28.10円 / kWh
・燃料費調整額
シンプルオクトパス:0円
グリーンオクトパス:毎月変動あり
シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの違いを比較
【違いその1】 料金体系
両プランの最も決定的な違いは、毎月かかる料金項目の構成です。
シンプルオクトパスは、従来の電力会社で必須だった「基本料金」と「燃料費調整額」のどちらも完全0円となっています。
請求されるのは「実際に使った電気代(使用量×固定単価)」と「再エネ賦課金」のみです。
※「再エネ賦課金」はすべての電力プランにかかる費用です。
毎月の支払い構造がわかりやすく、燃料費調整額による料金変動の影響を受けないことが特徴です。
一方、グリーンオクトパスは大手電力会社の従量電灯プランと同様の仕組みを踏襲しています。
契約アンペア数等に応じた基本料金が毎日発生するほか、火力発電の燃料(LNGや石炭)の価格輸入変動を反映する燃料費調整額が加算(または差し引き)されます。
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燃料費調整額が変動するから、同じ電気使用量でも電気代が高くなったり安くなったりします。
【違いその2】 電力量料金の単価
電気を使った分だけ発生する「電力量料金(1kWhあたりの単価)」の決め方にも大きな違いがあります。
シンプルオクトパスの電力量料金単価は、どれだけ電気を使っても1kWhあたりの料金がずっと変わりません。使えば使うほど単価が上がってしまう心配がないため、電気使用量が多い季節やご家庭ほど安心感が高まります。
シンプルオクトパスの最大の特徴として「契約時の単価が1年間完全に固定される」点が挙げられます。市場のエネルギー価格が突如として急騰した場合でも、契約から1年間は値上げの影響を受けることなく固定料金で電気を利用できます。
グリーンオクトパスは、一般的な大手電力会社と同じ「3段階制」の料金体系をとっています。
使用量が少ない第1段階(〜120kWh)が一番安く、使用量が増えるにつれて第2段階、第3段階と単価が上がっていく仕組みです。
頻繁に改定されるものでは無いですが、料金改定があれば基本料金、電力量単価が変わります。
シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの料金をシミュレーション
1ヶ月あたりの電気代を比較(使用量別)
東京電力エリア(30日利用・40A契約を想定、燃調費高騰時の一例)をベースに、世帯ごとの電気代を比較試算しました。
・一人暮らし(150kWh)
シンプルオクトパス:約 4,640円
グリーンオクトパス:約 4,800円
お得なプラン:ほぼ同等〜シンプルがやや有利
・二人暮らし(300kWh)
シンプルオクトパス:約 9,280円
グリーンオクトパス:約 9,800円
お得なプラン:シンプルが約520円お得
・ファミリー層(500kWh)
シンプルオクトパス:約 15,465円
グリーンオクトパス:約 16,800円
お得なプラン:シンプルが約1,335円お得
参考:中部電力の料金
上記のシミュレーションからも分かるように、電力量料金単価だけを見ればグリーンオクトパスの第1段階・第2段階は非常に安いです。しかし、「燃料費調整額」が高騰している局面では、燃調費0円の「シンプルオクトパス」の方が総合的に安くなるケースがあります。逆に、燃料費調整額が大幅なマイナス(マイナス調整)になっている時期は、グリーンオクトパスの方が有利になります。
【参考】燃料費調整額の推移
グリーンオクトパスの燃料費調整額の推移は以下のグラフの通りです。
燃料費調整額は、国際的な原油・LNG(液化天然ガス)・石炭の輸入価格に連動して毎月改定されます。世界情勢や為替レート(円安など)の影響を強く受けるため、突発的な情勢変化によって調整額が大きくプラスへ跳ね上がることがあります。こうした市場の不確実性に対するバッファーとして機能するのが、燃料費調整額0円のシンプルオクトパスです。
シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの選び方
シンプルオクトパスがおすすめな人
・電気の使用量が多い世帯(ファミリー、ペットを飼っている)
3人以上のファミリー世帯や、ペットのために24時間エアコンをつけっぱなしにするようなご家庭では、電気使用量が月300kWhを超えてきます。使用量が増えても単価が上がらず、基本料金もかからないシンプルオクトパスがお得です。
・燃料費の価格変動を気にせず電気を使いたい人
電気代が安定することにより、予算が立てやすくなるので家計管理がしやすい方におすすめです。
また、燃料費調整額の高騰に備えたい方に最適です。世界的なエネルギー危機が発生しても、契約時の単価が据え置かれるため安心して電気を使えます。
グリーンオクトパスがおすすめな人
日中は外出が多く、月間の電気使用量が100〜200kWh未満の省エネ世帯であれば、グリーンオクトパスの低い電力量料金単価(第1段階・第2段階)をフルに活用できます。
後述する通りシンプルオクトパスは1年限定の特別プランです。プランの自動切り替えや変更の手間をかけず、ずっと同じ安定したプランでオクトパスエナジーを使い続けたい方に適しています。
供給エリアの確認(契約可能か)
基本料金+3段階の従量単価+燃料費調整額という「大手電力会社と全く同じ計算構造」であるりながら単価が安くなっているため、現在の電力会社からの切り替え時に節約額の比較やシミュレーションがしやすいのもメリットです。
シンプルオクトパスを利用する場合、燃料調整費が安い時は、大手電力会社よりも割高な電気代となる可能性があります。
シンプルオクトパスは1年間(自動でグリーンオクトパスへ切り替え)
シンプルオクトパスを契約する上で、絶対に知っておくべきポイントがあります。それは「シンプルオクトパスの適用期間は契約から最長1年間限定」というルールです。
1年間の契約満了後は、解約手続き等を行わなくても自動的に「グリーンオクトパス」へプランが切り替わります。
もう一度シンプルプランを契約したい場合は、手続きを行えばもう一年シンプルオクトパスを使用できるようです。
1年経過後に「知らないうちに料金体系が変わっていた」と焦らないよう、契約開始日を把握しておきましょう。(※もちろん、切り替え前に他のプランや新料金への変更を検討することも可能です。)
オクトパスエナジーの申し込み、乗り換え方法と注意点
公式サイトから簡単申し込み
オクトパスエナジーへの乗り換えは、Web上で約5分程度で完了します。
申し込み手順
- オクトパスエナジー公式サイトへアクセスする
- 現在の電力会社を選択し、検針票の情報を入力(またはアップロード)する
- 「シンプルオクトパス」または「グリーンオクトパス」の希望プランを選択する
- 契約者情報・支払い情報を入力して申し込み完了
申し込みに必要なもの
- 検針票(または現在の電力会社のマイページ画面):供給地点特定番号と現在のご契約番号が必要です。
- クレジットカード または 銀行口座情報:毎月の決済用です。
申し込み完了後、現在契約している電力会社への解約手続きはオクトパスエナジー側が全て自動で行います。スマートメーターが未設置の場合は地域電力会社による無料交換工事が入りますが、立ち会いは原則不要です。
次回検針日より自動的に新プランへ切り替わります。
オクトパスエナジーの決済手段は、クレジットカード決済および口座振替に対応しています。ポイント還元が得られるクレジットカード払いが最もお得でおすすめです。
契約後の情報はマイページから確認できる
契約完了後は、専用のマイページ(ウェブサイト・アプリ)から日々の電気使用量や毎月の請求金額、契約プランの確認がいつでもリアルタイムで行えます。
まとめ(シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの違い)
オクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」と「グリーンオクトパス」は、それぞれ異なるメリットを持っています。
・シンプルオクトパス:基本料金0円・燃調費0円・単価固定。電気使用量が多いファミリーや、燃調費高騰の恐怖を避けたい方向け(※1年限定)。
・グリーンオクトパス:大手と同等の3段階料金。単価が安く、電気使用量が少ない単身〜2人世帯や長期利用派向け。
ご自身の毎月の電気使用量(kWh)をご確認のうえ、ライフスタイルに合った最適なプランを選んで賢く電気代を節約しましょう!
【おまけ】電力会社乗り換え時に気になるポイント
電力会社によって電気の品質は変わる?
いいえ、電気の品質や安定性は一切変わりません。
オクトパスエナジーに切り替えても、電気を送る送配電網はこれまで通り地域の大手電力会社(東京電力や関西電力など)の設備を使用するため、停電しやすくなったり明るさが変わったりするリスクは皆無です。
引越しが伴う手続は、乗り換えの時とは違う?
はい、手続き内容が若干異なります。
「同住所での乗り換え」は現電力会社への解約手続きが自動化されますが、「新居への引っ越しと同時に契約する場合」は、新居の住所と利用開始日を指定して直接オクトパスエナジーへ新規開通の申し込みを行う必要があります。
切り替えの時工事や費用は必要?
原則として工事費用や手数料は一切かかりません。
デジタルで検針を行う「スマートメーター」への交換が必要な場合でも、地域電力会社が原則無料で作業を行います。
切り替えの時停電しない?
切り替えに伴う停電は一切ありません。
送配電システム自体は従来のものをそのまま利用するため、生活に支障をきたすことなくスムーズに新しいプランへ移行します。
切り替え月は2重請求になる?
2重請求になることはありません。
切り替え日を境界として、切り替え前日までの電気代は以前の電力会社から、切り替え日以降の電気代はオクトパスエナジーから日割り計算で請求されます。
乗り換え先がいまいちかも。元の電力会社に戻す時の手続きは?
オクトパスエナジーは解約違約金や解約手数料が0円に設定されています。万が一満足できなかった場合は、いつでも元の電力会社や別の新電力会社へ自由に再乗り換えが可能です。
安い料金プランに乗り換えたのに電気代が高くなってる。なぜ?
主な原因として、①季節要因による使用量増加(夏のエアコン等)、②燃料費調整額の高騰、③大手電力会社での「従量電灯(規制料金)」と新電力の「自由料金」の差が挙げられます。契約前に単価だけでなく燃料費調整額の仕組みまで確認しておくことが重要です。

